Last(?)遠征

kaz5524

2010年03月14日 12:34



潮周り、満潮時刻のよくなった昨夜、お隣はっぴーまうんてんに遠征してきました。
友人と私の都合上、恐らくこちらに遠征するのも今後暫くないと思います。

さて、出撃した時はまだ日も落ちてなく、潮位も低かったのであちこち下見がてら案内してもらいました。
過去にデイで実績のあるという場所や、一時埋め立ての問題でニュースで話題となった『ぽにょ』の聖地など。

そうこうしてると日も落ちてきて、釣り開始です。

最初のポイントは、友人も久しぶりに行くという、私も初のポイント。

潮位が低いと思いきや、船の出入りが多くボトムはかなり掘ってあるようでいかにも釣れそう。
そうこうしてるうちにサクサクメバルをキャッチする友人。

サイズはメバルとはいえない、新種の魚といった方がいいのか・・・でも小さくても魚の顔がみたい!

プレッシャーを感じましたが、ようやく私にも・・・


湾内の外灯周辺一面でライズしてます。

潮通しもよく、ベイトがよく回っているようですが、どうもプランクトン系のよう。

しかし、飽きない程度にサクサク釣れます。

良型も出そうなポイントですが、攻め方が見つかりません。
目先の小メバをイジってしまいます^^;

ふと海を覗くと、ぬぅ~んと泳ぐ影。
デカフグ?!・・・・こ れ は!

進行方向の少し先に軽くキャストし、フッキングをかまします。
一発ヒットw

敵も抵抗を示し、アストラがぐい~~んぐい~んと曲がります。
海中も真っ黒に。

さて、ここからが困った。
ランディングツールを持っていない。

友人が身を乗り出しハンドランディングをしようとしてくれますが
「あと少したわん!」と

バケツランディングに挑もうとバケツの中身を全部出してると・・・・っお( ̄ー ̄+

ベイカをイジめるようのエギがいるじゃないですか。
友人がそれをギャフ代わりにしてランディングしてくれました。


良型コウイカです。

ランディングありがとうございましたm(__)m
見事に皮の厚い部分にひっかけてますね(笑)


以前JHでワタリガニをひっかけましたが、今回は同じ要領でイカをゲットです^^;
ゲイブの小さいJHで、自分でも一発でひっかかるとは思いませんでした。
しかも足の付け根に見事フッキング(^_^;)
あたかもワームで釣ったかのように・・・


その後、メバルは釣れてもサイズが伸びないのでポイント移動!

本命その一。

そこは釣り師だらけでした・・・
メバリンガーは一人でしたが、餌師がわんさか。


しかし、私たちのうちたい通称“(メバルの)マンション”はあいているのでそこでスタート。

幸先よくメバルがヒットしますが、ここも小型ばかり。


ん~


満潮前ラストの時間をかけ、本命その二へ移動。

ここは先端の外灯の下がとれるかによります。
前回はそこでセイゴやメバルがよく出たのですが・・・・誰かいる?!・・・・「ありゃぁゴイサギじゃ」っと友人。

最初は疑ってましたが、本当にサギでした(笑)


さて、いい場所に入れました。

セイゴが激しくライズしてます。
しかも40ありそうなサイズも。

どうやら10cmに満たないイカを追っているようで、イカがフラフラ~と泳いでいると・・・・・ゴボォォ!!と闇に飲み込まれてました。


さて、潮位もいい感じですが、どうもメバルの反応が悪い。

ボトムでホゴが出るとのことでしたので、ボトムをネチネチ攻めてみます。


数cmのリフト&フォール・・・ズルズル・・・・ステイ・・・・と、やっていると、ステイの時に『モゾッ』っときました。
これはホゴくんのアタリ。

少し食い込ませ・・・バシッ!乗った!

すると、ゴンゴンゴン!とロッドがのされます。

一瞬チヌかとも思いましたが、これはいいサイズのホゴに見られるファイトだ!
3.5lbを巻いているので、若干の無理ができます。

最後はどっこらせと抜きあげ・・・





肉厚ぶりぶりの24cmでした。
ここらではかなりいいサイズの方らしいです。

一瞬スポーニングが絡んでいるのかと思うぐらい腹が出てましたが、触ってみると硬く、ベイトだとわかりましたのでキープ。


その後同じメソッドでアタルも放されてしまう。
少し巻くと追い食いをしてきてフッキングを入れるも、かかりが浅かったようでオートリリース。


シーバスは相変わらずイカを追っかけてますが、その後潮が止まり反応が悪くなったので釣り終了。


いい釣りができました。
今回も同行とガイド、ありがとうございました。

次は・・・いつになるかな?楽しみにしとります(笑)


帰宅後、下ごしらえだけしておきます。




ふぅ~・・・



ホゴのベイトは小さなカニと、消化が進んでよくわかりませんが、人差し指ぐらいあるハゼのような魚でした。

今回はホゴの肝と、どこかで見た気がする“胃袋”もとってあります。
チャンジャみたいな料理でもできないかと^^;
ちょっと量が少ないので、湯引きで刺身でもいいかな・・・
ホゴの半身は刺身にする予定。


そして、これ



イカチチってご存知ですか?
私は知りませんでした(^^ゞ

以前スーパーでこれに似たのが売っていて、今回イカを捌いていたら出てきたんです。

調べてみると・・・

http://www.pref.kagawa.jp/suisan/html/suisan/kagawanosakana/ika/hariika/hariika.htm
すごくわかりやすいサイトでした。
要するに、包卵腺という臓器らしく、産卵の際に卵を保護する役割をもつ物質を作るところらしいです。
それを岡山を含む一部の地域で食べるらしいです。

今回はホゴの半身とともに煮付けにしてみようと思います。

このイカは未熟ではありましたが、卵を持ってました。


ホゴを釣った瞬間から顔つきで“オスっぽい”とか友人に言ってましたが、やはりオスでした。
産卵期が終わり、小さくなってましたが白子がありました。

ロックフィッシュの外見による性別判断は難しいですが、昔から釣っているとなんとなく分かる気がします。
軟弱さんがクロソイのオスメスを見極めたり、以前Rintacoさんの日記でメバルの性別にもありましたが、そんな感じです。




今宵は美味い飯が食えそうです。

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