お久しぶりです!
7月は何かと忙しい日々を送ってまいりました。
まぁ、ガッツリ遊んだりした日もありましたが^^;アセアセ
さて、とうとうあの時期がやってきたようです。
この地に少ないとされるアオリイカですが、先日海をふと覗き込んでみると・・・
アオリベビー!木の葉サイズから、おまんじゅうさいずまでけっこういました。
時期的に・・・早いような気もしますが、そもそも生息数の少ないエリアですので、産卵期なんてよく知りません(笑)
しかし、こんな場所に新子がうようよしてるということは、やはりBigママさんもいるということですね。
かなりアマモの濃い地なので、カミナリイカ同様アオリイカも産卵にきていたのでしょうか。
ミノーやジグを目の前でちらちらさせてやりましたが、興味は示すもののアタックはせず。
もう少し大きくなるまでそっとしておきます^^;
タイトルですが、なぜか最近実験所真裏の海に“ナルトビエイ”が沸いています。
瀬戸内で生息数が増え、問題にもなっているこの魚です。
私の行く実験所に泊り込みで研究にきていた国立大トップ某T大学の方が、とても釣り好きで、実験の合間に海を散歩していたら見つけたようです。
(ちなみに、この先輩の研究対象は“アカエイ”です^^;。この方がエイを呼び寄せたとの噂も)
ロッドとリールがセットで1000円程度のタックルを買って、餌釣りやルアー釣りをしていたようですが、何を思ったか
「あいつ釣ってみたい」といい始め、私の目の前でサクっとJHでひっかけてしまいました。
すると・・・ずきゅ~~~んとラインを出され、ばっしゃぁ~んと飛んだ後にラインブレイク。
4号ナイロンじゃ歯がたちません(~_~;)
でも、それを見て私にも火がついてしまいました(これは本当に釣りなのかという思いもありましたが・・・
大昔シーバスロッドとしていたD社パシフィッ○ファントム、S社アル○グラにPE2号(現在ブッコミ釣りタックル)を準備し、30lbのリーダーをセット。(持ち合わせの中で最強?
T大の先輩とエイを探しウロウロ・・・・って、すぐにやってきました。
足元でカキか何かを食べにモゾモゾし始めたので、JHをそっと沈め(てか、エイはほとんど何やっても逃げません)、スイッっと引っ掛ける。
その瞬間!
ズギュ~~~~ン!!!!!
まさにモンスター笑
今まで色々な魚を釣ってきましたが、これほどパワーのある魚を釣ったことはありません。
底住のアカエイと違い、遊泳力と“ジャンプ力”を持ったこの魚、、、、最強・・・・
エイは沖に逃げず、真横にラン。
一度激しくジャンプ(ラインが摺れたかも)
持久戦に持ち込もうと一緒に歩きますが、その先には投げ釣り中のおっさんがΣ(゚д゚;;;
沖向きに走らせようと試みますが、一向に進路を変えず。
耐える・・・・耐える・・・・・
ビチィ~ンと、リーダーの途中から切れてしまいました。
エイ君、ごめん。
ファイト中、右手にロッド左手にデジカメを構え、ファイトシーンのムービーを撮りましたが、ぜんぜんダメでした(汗
ドラグの悲鳴と、一瞬だけ弓のようにしなったロッドが写った程度で、エイジャンプなどは撮れませんでした。
午後になると先輩が「やっぱリベンジしたい」と言い始め、ついていきます。
すると、「いたっ!」といい、やっぱりサクっとひっかけます。
普段渓流釣りをするらしいのですが、マジで釣りうまかったです。
今回は小型で、途中まで寄ってきたのですが・・・・
やはりきましたずきゅ~~~~ん。
ライン、全部出されてしまいました。
恐ろしい、トビエイ。
釣れたらアカエイ同様、解剖とサンプリングにまわせたかもしれませんが、一筋縄にはいきませんでした。
本気で釣るなら、本気で本気のタックルが必要なので、私はもうしません。
今回のであいつに勝つのは不可能だとわかりました。
多分、今回ひっかけたので7~10kgはありそうですが、中にはマンタのような巨大なやつもします。
10kg越え、頭から長い尻尾の先までは2m近くあるかもしれません。
恐ろしい(((゚д゚)))