ご無沙汰しております(^^ゞ
決して冬眠していたわけではありません(笑)
本業が忙しくなってきたことに加え、このような状況なので釣りにも行けてません・・・↓
年末に我が家の駐車場で様々なファクターが重なり、最後は自分のミスで柱にゴリゴリと擦って不吉な音色を上げさせてしまい、只今入院中となっておりまして・・・
代車のVitzクンではあまり自由に行動できないし・・・・
てなわけで、遅くなりましたが
前回の日記より、アジのベイトのお話しとまいります。
二匹のアジの胃袋から出てきたものです。
①動物性のプランクトン等(マキエと思しきオキアミや、等脚類【フナムシのような生物です】)
②イワシの幼魚
③環形動物(ゴカイ)
④後述・・・
⑤カタクチイワシ
⑥動物性プランクトン(ウミホタルのような大型のプランクトンや、アミ類)
⑦これもゴカイ類
⑧イワシの幼魚
⑨またしてもゴカイ君
⑩イカの子ども
はっきり言って、キーとなるベイトばかりです。
そして、これだけ未消化の個体が出てくるということは、かなりの捕食タイムであったことですね。
まず重要なのが、②⑤⑧の小魚。
ルアーフィッシングにおいて、ベイトに魚が含まれることは基本中の基本。
プランクトン偏食パターンではないことがわかります。
次に、③⑦⑨のゴカイ類。
ワーミングがメインのアジングにおいて、ゴカイを捕食していることは重要。
このタイプのゴカイは表層をノロノロ泳ぐタイプではなく、水中をかなりのスピードで泳いでいるので、リーリングスピードに繋がってきます。
また、このポイントは外洋性がなく、河口に面していることからゴカイ類が豊富に存在するエリアだとわかります。
川に遡上するアジは、このようなベイトに偏食していることもあります。
そして⑩のイカの子。
イカの種類などは全く不明ですが、高タンパクのベイトを襲っていることがわかります。
イカだけを食べているわけではありませんので、イカパターンとしてアジングを楽しむのは難しいかもしれませんが、『アジはイカも食っている』と頭に入れておくだけで何かしらのヒントになるかもしれません。
そして・・・④ですね。
写真からも分かるように、これはウナギ(恐らく)の幼魚だと思います。
シラスウナギパターンが存在するエリアもあるらしいですが、アジやメバルの大好物であることは間違いありません。
細いシェイプで透明感のあるワームでアジングの実績があることは、理にかなっているのでしょう。
竹串と比較するとこのような感じです。
これだけベイトが新鮮は状態で残っていると面白いものですね!
しかし、偏りが全くないので、ようするに『食い気があるときは何でも食ってる』ということでしょう。
よって、私からは“アジングにおいて、あのワームやあのリグが重要なんだ!”とは言いきれません^^;
ここまで書いてアドバイスも無しか!と言われかねませんが、これらのベイトからアングラーの皆様に想像力を沸き立ててもらえれば幸いです。
最近アジングが異常に感じるほど盛り上がっているようです。
私は最初“メバリングの外道”というイメージでしたが、考えてみると面白い釣りだと思います。
常夜灯周辺でライズしまくってるのに、何やっても釣れないことだってあります。(今までの経験でその多くはプランクトンパターンです)
しかし、タックルやリグやテクなんかより最も重要なことがあります。
そ・・・れ・・・・は・・・・・
アジが豊富なエリアであること!笑
連続アジボーズ無し記録があったりする豊後の国に比べ、アジの香りが限りなく少ない吉備の国・・・
辛いです(;ω;)